「ももよ」の他にもう一匹、創作の元となった生き物がいます。それがこの野良猫。
白黒で鼻のところにべたっと黒が入っており、ちょびひげなので勝手に「ちょび」と呼んでいました。
この野良猫に出会ったのは、またもう少し昔、2001年のことでした。まだ前の仕事もバリバリ?していて全く手芸などしていなかった頃でした。
その頃個人的には色々悩み多き時期でして、そんなときバッタリこの子に出会ってしまい、これがまたいいタイミング、タイミングでひょっこり姿を現すものですから、つい目が行ってしまいました。
そのうち写真を撮り始めまして、そうだ。この子が子どもを産むまで見守っていこう。なんて考えたりして。
ついには撮り貯めた写真をスケッチブックに貼っていき、ときどき絵も添えての「ねこねこ日記」なるものが出来上がっていきました。全部で5冊。やはり前から何かを作るのが好きだったのですね。
ちょびを知れば知るほど、その生き方が本当にたくましく、神様からの知恵が備えられていて驚くことが色々ありました。
野良猫は家もないし、食べ物も探すのも大変で(たぶん餌遣りさんもちゃんといらしたでしょうけど)、雪の日や台風の日などは、「ちょびはどうしているかな。ちゃんと生きてるかな。」と思っても、次の日には平気な顔で堂々と道を歩いていたりして。。。
あれこれ自分の心配ばかりしていましたから、この野良猫先生は心配しない生き方(強がって、ではなく、神様にお任せしながら生きる)を私に教えてくれているようでした。
「ねこねこ日記」は一度私の別日記サイトで掲載を試みましたが、何せ元がスケッチブックで大きいため、小さなスペースの日記サイトでは上手く載せられませんでした。
こちらのブログでは出来そうな感じがしますので、全部ではありませんが、これから少しずつ載せてみようかと思っています。野良猫好きな方がいらっしゃいましたらどうぞ覗いてみてください。
やがて「ねこねこ日記」が発展して、絵本「ねこねこのらねこ」になっていきます。
( ↓ Amazonの電子図書kindleに置いています)
こちらも良かったら覗いてみてくださいね。